派遣・アルバイト(パート)比較!
派遣社員・正社員・アルバイト、よく比較される雇用形態ですよね。
違うことはわかるけれど具体的にどこがどう違うの?と思っている方、必見の内容です!
この記事のポイント
派遣とアルバイト(パート)の違い
派遣社員とアルバイト(パート)の働き方の違いで、
必ず押さえた方が良いポイントの比較・解説をいたします。
雇用主の違い
派遣社員の雇用主は登録している派遣会社です。勤務先は派遣先企業であり、派遣先企業の指示で仕事を進めていきます。
そのため、雇用主の義務である社会保険の加入や有給休暇制度の手続きなどは、自身が所属する派遣会社に連絡する必要があります。
アルバイトの場合は、勤務先の会社が雇用主となります。
雇用期間の違い
派遣社員は3ヶ月や半年などの期間を定めて働く有期雇用です。
契約を更新する場合は、派遣先企業↔派遣会社↔派遣社員 の間にて、
それぞれの合意の上で契約を更新します。
また、同じ職場で働ける期間の上限は通常3年までとなっています(例外はあります)。
アルバイトは雇用期間に制限がなく、短期から長期まで働くことができます。
ただし、期間制限がないため、解雇の告知が突然行われる可能性もございます。
給与形態の違い
一般的にはどちらも時給制ですが、給与水準が異なります。
派遣社員の時給は、アルバイトよりも高いケースが多いです。
派遣会社を通して専門的な人材をスムーズに紹介してもらうことが可能であったり、
給与面の事務処理や社会保険関係の手続きなどの一部は派遣会社に任せることができるなど
企業側の負担を軽減でき、金銭的なコストが抑えられているという点が、時給が高く設定されている理由の一つとなっています。
勤務地・勤務時間・休日の違い
派遣社員は勤務時間や休日、勤務地について自身の希望条件を選択して働くことができます。
アルバイトもフルタイムで働くことはもちろんあります。しかし、シフト制で働くアルバイトの場合は、曜日や日程によって勤務時間数が変わることが珍しくありません。
日によって勤務時間が4時間になったり、6時間になったり変動しやすいです。
安定的に働きたい場合は、派遣社員がおすすめです。
仕事内容の違い
▶派遣社員の仕事内容
派遣社員は自身で選んだ仕事内容で働きます。
あらかじめ契約で定めた業務に従事するため、「担当外の業務」が発生することはありません。
▶アルバイト(パート)の仕事内容
アルバイトは職種にかかわらず未経験でも応募しやすい仕事内容の求人が多いのが特徴です。
飲食やアパレル、小売りなどの接客・サービスのお仕事が多いです。
勤務場所は店舗や工場などの現場も多く、1日だけのイベントスタッフや試験監督などのお仕事もあります。
任される業務の範囲は、派遣や正社員と比べると限定的になることも多いでしょう。
福利厚生の違い
▶派遣社員の福利厚生
派遣社員は雇用主である派遣会社の福利厚生が適用されます。
各種手当や保育所の利用、保養施設の利用やスクール利用、その他割引特典など、派遣会社によって受けられる福利厚生はさまざまです。大手の派遣会社の方が充実している傾向があります。
また、派遣社員は勤務日数や労働時間などの加入条件を満たせば社会保険加入や有給休暇などの福利厚生を受けることができるのが一般的です。
▶アルバイト(パート)の福利厚生
アルバイト(パート)は、1週間あたりの労働時間などの加入要件を満たせば、雇用保険や健康保険などの法定福利厚生を受けられます。アルバイトが受けられる法定外福利厚生の代表的なものは、交通費の支給や食事補助などが挙げられます。
まとめ
派遣社員とアルバイト(パート)の違いについて少しでも理解が深まれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。