
入社祝い金は求人サイト経由での掲載は禁止?企業からの祝い金が問題ない理由
入社祝い金は求人応募者を集めるための手段として、紹介会社や求人サイトで盛んにアピールされていたものです。
ただし現在では規制されており、就職先企業が直接支給する入社祝い金のみ認められています。
就職先企業からの祝い金は一定の在籍期間などの条件があり、数か月以内の早期離職をできる限り防ぐ目的があります。
紹介会社や求人サイトと異なり、入社祝い金を支給することが過度な転職の勧奨につながらないため、現在でも禁止されていません。
この記事では、入社祝い金について解説します。転職を検討している人や入社祝い金のある企業に応募したい人は、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
入社祝い金とは?
入社祝い金とは、入社して一定の条件を満たした労働者に対して支給される、金銭・金券などです。
2025年4月以降は、就職先の企業が直接支払う場合のみ、入社祝い金の支給が認められています。
法令で規制される前は、人材紹介会社や求人サイトが求職者を呼び込むために、入社祝い金を支給する業者が複数存在しました。
紹介会社や求人サイトによる入社祝い金の支給は、転職時に得られる手数料を優先した紹介になりかねないなどの理由から、現在では法令で禁じられています。
このような規制の中、特に工場やドライバーなど人手不足の業種では、企業が直接支給する入社祝い金が採用促進の有効な手段として広く活用されています。
入社祝い金の相場
入社祝い金の額は企業によって異なりますが、おおむね10万円〜20万円程度です。なかには50万円以上の入社祝い金を支給する企業もあります。
入社祝い金は企業が独自に定めるものであるため、同じ業種でも多い企業と少ない企業があります。入社祝い金の多い企業に転職したいなら、複数の求人情報を比較したほうがよいでしょう。
工場の場合
弊社が運営する求人サイト0909workでは入社祝い金のある工場勤務の求人を多数掲載していますが、10万円〜20万円の企業が一般的です。
なかには最大90万円支給する企業もあります。
詳しくは、0909workの入社祝い金の求人を確認してみましょう。
その他の業種
工場以外の業種では、人手不足が深刻な飲食・ドライバー・福祉などで入社祝い金のある求人が存在します。
金額の相場は工場と変わらず10万円〜20万円程度です。入社祝い金の少ない企業では5万円〜6万円ですが、なかには50万円以上の企業もあります。
入社祝い金の多い企業に就職したいなら、複数の求人サイトをチェックして比較しつつ応募してみましょう。
企業が入社祝い金を用意する理由とは?
企業が入社祝い金を用意する理由として、主に以下の2つが挙げられます。
・より多くの求人応募を得るため
・入社後、数か月以内の離職をできる限り防ぐため
紹介会社や求人サイトからの入社祝い金支給が禁止された現在、求人に入社祝い金があるだけで応募される可能性は上がります。
人手不足に悩む企業は、入社祝い金で応募者が増えれば求人広告を掲載する期間を抑えられ、結果的には求人コストの削減にもつながるでしょう。
また、入社祝い金には入社後の早期離職を防ぐ目的もあります。入社祝い金は、一定期間在籍していないと支給されない場合が多いです。
人材を必要とする企業は、求人広告を定期的に出すだけでなく、採用後も研修や現場での教育など、多大なコストをかけています。
せっかく採用したのに早期離職されてしまうと、これらのコストが無駄になってしまうため、できる限り長く働いてもらえる取り組みを実施する企業も増えています。
入社祝い金は、早期離職を防ぐ取り組みの一つともいえるでしょう。
入社祝い金の条件
入社祝い金は、原則として入社しただけでもらえるものではありません。
例えば入社祝い金20万円を支給する企業のなかには、2か月目に5万円、4か月目に5万円、6か月目に10万円など段階的に支給する場合があります。
このような企業で入社祝い金を満額もらうには、一定期間在籍していることが条件になります。
出勤率や遅刻回数・欠勤日数を条件にしている企業では、所定の条件を満たさない限り入社祝い金がもらえません。
条件を満たしたのに入社祝い金がもらえなかった場合
条件を満たしたのに入社祝い金がもらえない場合は、改めて支給条件を確認してみましょう。
企業によっては、条件を満たしていても申請書などを提出していないともらえない場合があります。
申請しているのにもらえないときは、直属の上長や担当者に聞いてみましょう。会社側が入社祝い金の支払いを忘れている可能性があります。
紹介会社からの入社祝い金が禁止される?就職先企業からの支給は?
入社祝い金は求職者にとってメリットが大きいものの、紹介会社や求人情報を掲載する企業の過当競争や、就職先企業の求人コストの上昇を招くデメリットもあります。
特に紹介会社や求人サイトが入社祝い金を支払う場合、長期的に見れば職場への定着を阻害する要因にもなりかねないため、近年では法令による規制が厳しくなっています。
紹介会社(職業紹介事業者)からの入社祝い金は、職業安定法に基づく指針の改正により、2021年4月1日から禁止されました。
また、求人サイト・広告の運営企業(募集情報等提供事業者)についても、2025年4月1日より入社祝い金の提供が原則禁止になっています。
一方で、就職先企業が直接支給する入社祝い金は、禁止されていません。
弊社が運営する求人サイト0909workを含めて、入社祝い金がある求人は全て就職先企業が支給しているものです。

まとめ
ここまで記事を読んでくださりありがとうございます。
この記事を通じて、入社祝い金について理解が深まりましたら何よりです。入社祝い金は就職先企業が支給するものなら禁止されておらず、求職者にとっては金銭的なメリットが大きいでしょう。
ジャパンクリエイトは製造業に特化した人材派遣会社として、入社祝い金のある企業の求人も掲載しております。工場勤務に興味がある方はお気軽にご相談ください。